爽やかな秋風に乗って、金木犀の甘い香りが感じられるようになりました。
この度、Deaf LGBTQ Centerは「LUSH JAPAN」からの助成が決定し、現在もとてもニーズの高いろうLGBTQサポートブックを制作、発行をさせていただくことになりました!
多様な性の手話表現の拡大やろうLGBTQ運動10年の歩み、当事者へのインタビュー、アンケート調査など質の高い内容となっています。
少しでも多くの人に読んでいただけるよう、紙面媒体だけでなく、WEB版にも力を入れています。発行は2024年1月の予定、せくシュアルマイノリティと医療福祉教育を考える全国大会2024でも配布します。
第3号の発行を心待ちにしてくださった皆様、どうぞご期待ください!
Deaf LGBTQ Center 山本芙由美
さまざまな人の性のあり方を示す言葉に、LGBTQがあります。LGBTは知っているけれど、Qが何かはわからない……という声は少なくありません。本記事では、聴覚障害があり、LGBTQでもある「ろうLGBTQ」の人々を支援する団体の代表者が、LGBTQをわかりやすく解説します。
日本とフィリピンで交差する複合的アイデンティティの方々の生活の声に耳を傾けながら、日本社会に生きるLGBTQ+の権利とこれからについて考えていきましょう!
お申込みは早稲田奉仕園HPより!
https://www.hoshien.or.jp/.../manabiya/studyhall/vol36.html
■日時
2021年11月20日(土)19:00~20:30
■場所
オンライン配信のみ
■講師
冨田すみれ子さん(BuzzFeed Japan ニュース記者)、山本芙由美さん(Deaf LGBTQ Center 代表)、他
■定員
30名(状況に応じて定員を引き上げる場合もあります)
■参加費
1000円、学生500円
※オンライン決済(クレジットカード)もしくは口座振り込みが可能です。
放送日:6月8日(月)20:00~20:30
※再放送:6月15日(月)13:05~13:35
新型コロナウィルスによる自粛生活の中、それぞれマイノリティー達はどう過ごしているのだろう。
代表の山本が自分で開発した「おならトレーニング」についてお話しします。
どんなトレーニングなんだろう・・・。
ぜひご覧ください〜♬
本日、韓国のろうLGBTQの皆さまにDeaf LGBTQ Centerの取り組みについてレクチャーする機会をいただきました。今年、韓国でろうLGBTQ団体が立ち上げられ、今後も連携しながらサポートしていきたいです。
2023年、世界ろう者会議 in 韓国で共同発表できるのを楽しみにしています!
ありがとうございました🌈
2020年3月30日(月)20:00〜20:30 NHK・Eテレで放映される「ハートネットTV:B面談義」という番組にコメンテーターとして出演いたします。(再放送: 4月6日(月)13:05~13:35)
今回の番組では、現代もののけ姫、全盲のギタリスト、日本酒と呼吸器が欠かせないNPO法人理事長、“イケイケ”車いす女子、“夫”とラブラブ❤︎弁護士など、それぞれマイノリティの立場から、現代社会の諸問題を斬っていきます。
ぜひご覧いただけるとうれしいです。
※今回から『NHKプラス』というネット配信でも後から見れるようになります。
【司会】千原ジュニア
【出演】海老原宏美、中嶋涼子、渋谷真子、田川ヒロアキ、南和行、諭吉、吉原シュート、山本芙由美
【語り】三ツ矢雄二
大阪府が発行している「おおさか人権情報誌そうぞう」(No.40/2020年2月発行)にDeaf LGBTQ Centerのことが紹介されました。ここ最近、聴こえる人からの相談も増えてきています。ろう者/聴こえる人に限らず誰もが暮らしやすい社会を目指して活動していきます。
冊子全文が読めます↓
http://www.pref.osaka.lg.jp/jinken/work/souzou4500.html
以下のリンクから報告レポートを読むことができます。
読み応えのある内容ですのでご覧ください。
新年明けましておめでとうございます!
(ご挨拶が遅くなりました、ごめんなさい)
2019年は私自身にとって「新」の年でした。フィリピンろうLGBTQ団体の代表らを第5回ろう×セクシュアルマイノリティ全国大会に招聘(国際交流基金アジアセンター助成)したり、講演や原稿執筆、ろう虹色塾のサポートなどで「ろうLGBTQ」関連で仕事三昧な年でした。
Deaf LGBTQ Centerを立ち上げてから6年、米国留学から帰国して2年経ちましたが、全日本ろうあ連盟発行の「新しい手話2020」に「LGBT」「SOGI(Sexual Orientation and Gender Identity 性的指向&性自認)」の手話単語が掲載されました。2単語のみですが、とても意味の大きいことだと思っています。
本当に活動を続けてよかったと思える瞬間でした。
2020年は「ピアサポート」や「横のつながりづくり」そして、放置していた「セルフケア」に力を入れ、ろうLGBTQ運動をますます発展させていきたいと思っています。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
2020年1月10日
Deaf LGBTQ Center代表 山本芙由美
特集:ろう者の多様性とは?
「日本の手話で長く使われてきたジェンダー表現」山本芙由美(Deaf LGBTQ Center代表)
特集:ろう者の多様性とは?
座談会「ろう者の多様な生き方を考える」出席者:古隆喜さん、安藤美紀さん、志藤修史さん、山本芙由美さん コーディネーター:森川美恵子さん
12月23日(月)NHK・Eテレで20時から放映される「B面談義」という番組にコメンテーターとして出演いたします。
今回の番組では、ほぼ寝たきりの東大生、ゲイの弁護士、全盲の弁護士など、それぞれマイノリティの立場から、現代社会の諸問題を斬っていきます。
多様性を煮詰めたような濃密トークをご覧いただけましたら幸いです。私自身の2019年のカミングアウトもご覧いただけます。南弁護士とは初共演で関西のノリでトークできて、LGBTQの手話単語についても表現してくれて楽しかったです。
出演者ほか
【司会】千原ジュニア,
【出演】南和行,大胡田誠,GAYSHA,愼允翼, 海老原宏美,山本芙由美
【語り】三ツ矢雄二
第39回静岡県ろうあ青年研究討論集会 in 伊豆 で二日間(2019/11/30-12/1)
「多様性を力にする社会〜ろうLGBTQの立場から〜」についてお話させていただきました。
グループワークに重点を置き、学校や会社、ろうコミュニティ、誰にとっても安全で過ごしやすい場所にするために、
多様性への肯定感を高めたり、流されがちな差別発言(差別的手話表現)に効果的に反応するために
発想力と瞬発力を養うことができました。
様々な立場を経験できるよう、5人〜6人一組でロールプレイをして具体的な状況をシミュレーションしました。
インクルーシブなろうコミュニティづくりに必要なことについて参加者の皆さまと共有することができ、
私自身も大きな学びとなりました。
・LGBTQだけじゃない、多様な性自認/性的指向について
・多様な性自認/性的指向にかかわる手話表現
・私で始まる10の文章〜自分の中にある多様な立場を可視化させよう〜
・「社会的特権」と「社会的抑圧」について
・インターセクショナリティ
・あなたのリアクションでその場をインクルーシブにするには〜だれもが安全にその場にいられるために〜新設Cチーム企画(2019)
・マイクロアグレッションから自分たちを守るために
・カミングアウトを受けたら
・アウティングについて
皆さまのご参加をお待ちしています!
分科会「ろうLGBTQのつながりとサポートづくり」
2014年から立ち上がった、ろう×LGBTQ全国大会は毎年参加者を増やし文字通り全国で展開されている。また、アメリカ、カナダ、フィリピンなど国際的な交流を通じて、世界のろうLGBTQとのつながりもできるようになった。また、手話通訳派遣や正しい知識のための研修なども行っている。そうしたこれまでの様々な取り組みや成果、学びについて報告したい。その上で、全国のろうLGBTQの繋がりがまだまだ十分とは言えない状況を変えていくために、更なるネットワークづくりについて考えていきたい。孤独を感じる人を減らすこと、多様性のある環境を聴者と共に作っていくこと、更には、ろうLGBGTのためのセーフティーネットのシステムなどについても、議論していきたい。
(音声通訳あり。聴者の方も参加可能です。)
むこう2年のろう×LGBTQの全国大会は開催地が決定している(!)という積極的な運動参加とコミュニティビルディングはどのようにして可能なのか。5年間で劇的に広がったネットワークと活動がどのような展開だったのか、ろう者はもちろん、聴者にも参加してほしい分科会。
パネラー紹介、詳細についてはこちら↓
「ろう×LGBTQ×フィリピンの交差からみえるものとは?」
Pinoy Deaf Rainbow(ピノイ・デフ・レインボー)は2010年に設立されたフィリピンで最初のろう者かつLGBTQ(以下ろうLGBTQ)当事者のためのNPO団体。ろうLGBTQとしてのアイデンティティや価値観などを重要視しながら自己啓発プログラムやリーダーシップ養成を実施するなど活動を進めている。フィリピンでのろう×LGBTQに対する複合差別・交差差別についてお話させていただきます!
いつ :2019年11月6日(水)18:30〜20:00
ところ:京都市地域・多文化交流ネットワークセンター
(〒606-8006 京都市南区東九条東岩本町31)
参加費:500円
※事前申込不要
※日本手話通訳&音声日本語通訳付
お問い合わせ: hyakumensou1011@yahoo.co.jp
主催:Deaf LGBTQ Center
共催:京都市地域・多文化交流ネットワークサロン
後援:ろう虹色塾
助成:国際交流基金アジアセンター アジア・市民交流助成
昨年12月、1ヶ月にわたるフィリピン・マニラでのろうLGBTQコミュニティ活動調査の報告会を5月24日国際交流基金アジアセンター(東京都新宿区)で実施します。現在、インタビュー映像でFSL(フィリピン手話)から書記日本語に翻訳するための作業を進めていますが、アジアのろうLGBTQコミュニティの深い部分が見られるなど見応えのある内容となっています。お越しいただけるのを楽しみにしています。
※事前申し込み制です
以下、文章転載>>
アジア・フェローとしてリサーチを行った山本 芙由美氏が、フィリピンの「ろうLGBTQ」を取り巻く人々や先進的な取組みを報告。インクルーシブ社会へのヒントを考えます。
国際交流基金アジアセンターは、ASEAN諸国を中心としたアジアの人々との双方向の交流事業を、3つの助成・フェローシッププログラムを通して支援しています。この度、アジア・フェローとしてリサーチを行った山本 芙由美氏に「アジアのろうLGBTQ支援を考える ~フィリピンでの活動調査でみえたこと~」と題した講演を行っていただきます。
セクシュアルマイノリティ(LGBTQ)の人権については、少しずつ理解が進んでいるものの、日本ではいまだ同性婚は認められておらず、偏見や差別は依然存在しています。ろう、かつLGBTQ(以下、ろうLGBTQ)はさらに困難な状況に置かれている中、山本氏は2014年に「Deaf LGBTQ Center」(大阪市)を設立しました。同じく、ろうLGBTQ支援組織の「Pinoy Deaf Rainbow」 (マニラ) は2010年にアジアで最初に設立され、種々の自己開発プログラムや各々の習性や価値観に沿ったカウンセリングなど先進的な取り組みを実施しています。これらの調査結果を報告するとともに、フィリピンで出会った、ろうLGBTQを取り巻く人々のインタビュー映像も上映します。
●2019年5月24日(金曜日)16時から18時(15時30分開場)
20時よりトークセッションあり
●国際交流基金 本部 2階ホール [さくら] アクセス
東京都新宿区四谷4-4-1 google map
※東京メトロ丸ノ内線 四谷三丁目駅1番出口から徒歩3分
●日本手話 (日本語通訳あり)
●16時:「ろうとLGBTQの交差で~フィリピン・マニラ~」上映(約50分)
17時:アジアのろうLGBTQ支援を考える ~フィリピンでの活動調査でみえたこと~
20時:トークセッション モデレーター太下 義之
●要事前申込
メールの件名を「アジア・フェロー&助成セミナー申込 (1)ろうLGTQ 」として、お名前(ふりがな)、ご所属、参加人数、座席の希望の有無(手話が見やすい位置、車いす利用等)を本文にご記入のうえ、jfac-gf@jpf.go.jpまでお申込みください。
締切:2019年5月22日(水曜日)
●問い合わせ
国際交流基金 アジアセンター 文化事業第2チーム(担当:上垣)
TEL:03-5369-6025 E-mail: jfac-gf@jpf.go.jp
https://jfac.jp/…/e-grant-and-fellowship-fellow-seminar-20…/
ヒューライツ大阪 (一般財団法人アジア・太平洋人権情報センター)が主催の企画「第5回対話をとおして”人権教育”に出会いなおす〜自分の中にある複数のアイデンティティをみつめる〜」で、ろうと性的マイノリティをキーワードに「複合差別」について語り合います!
私自身、ろう者や性的マイノリティのアイデンティティだけでなく、6歳の時に発症した若年性慢性関節リウマチやその他の様々なアイデンティティについてもお話させていただきます。
このような機会は滅多にないので、私自身とても楽しみにしています。
2019年2月4日、兵庫県立姫路聴覚特別支援校での講演が実現し、お伺いしてきました。
幼稚部〜高等部の教師、約80名を対象に人権講座として、「多様な性を知ろう」についてお話しさせていただきました。性の多様性についてはもちろん、ろうLGBTQ特有の課題や支援方法、ろう学校として出来ることについてもお話させていただきました。
学内に「LGBTQコーナー」が設置されており、生徒たちが頑張って制作した手作りのレインボーグッズや、ポスター、性の多様性について取り上げられた新聞記事の切り抜きを集めたもの、ろうLGBTQサポートブックなどが配架されており、生徒だけでなく保護者、来客者などの幅広い様々な方に読まれ、親しまれているとのことでした。学内のあらゆる場所、廊下や教室にもレインボーが描かれたポスターが貼られていて、学校にいつまでも虹がかかっているようで、とてもうれしい気持ちになりました。
ありがとうございました。
鳥取県米子市で開催される第34回耳の日記念集会で「性の多様性を力にする社会」について、ろうLGBTQの立場からお話させていただきます。日本で初めて手話言語条例が認められた鳥取県で、どのような出会いがあるだろう、どきどきしながら資料を作っています。
一般の方も参加できますので、ぜひお越しください。
先日(1/6)福岡県聴覚障害者団体連合会主催の「ろうLGBTQを当事者の目で語る〜表現と人権の視点から)」で、昨年4月にDeaf LGBTQ Fukuokaを設立し、九州地方を拠点に精力的に活動を進めている野村氏、ろうLGBTQを題材とした大好評の映画「虹色の朝が来るまで」を手がけた映画監督の今井氏、そして私自身の3名で、ろう者とLGBTQ、そして多様性についてお話しさせていただきました。
野村氏はLGBTQやSOGIの基本的知識やこれまでの活動でみえてきた課題、地方ならではの問題点、今後の目標についてお話されました。
今井氏は映画制作に関する自身の経験、ろう者そして、LGBTQの人たちの魅力を映像で伝えたい、危機言語である日本手話を守るために出来ることについてお話しされました。
私自身からは、性の多様性はもちろん、それ以外の多様性があるということ、社会的特権や社会的抑圧の構造、ろう者の価値観や習性にあった(多様性への気づき)のためのスキル、マイノリティ同士の「横のつながり」の重要性、そしてセルフケアについてもお話しさせていただきました。
トークショーでは、異性愛を中心としたろう社会に私たちができること、伝えたいことについて話題尽きることなく話し合うことができました。
そして、年始早々だったにもかかわらず、計140名の参加者に来ていただき、感激ひとしおです。私自身もまだまだ勉強が必要です。これからも連携を図りながら活動を進めたいと思っています。
福岡県聴覚障害者団体連合会の皆様をはじめ、手話通訳者の皆様、そして、参加者の皆様、本当にありがとうございました。(山本芙由美)
私自身(山本芙由美)の文章が掲載されました。
国内で一番大きく歴史のある全国手話通訳問題研究会の研究誌(第146号 2018冬)〜人権最前線〜「差異の橋渡しをするために」で、手話通訳者、手話に関わる人たちに伝えたいことについて文章にしたものが掲載されました。
私たちろうLGBTQのこと、アウティングの問題、ろう者の多様性など。この文章が多くの手話通訳者に伝わり、一緒に考え、動いてくれますように。ようやく一歩、とてもうれしい。でもまだまだこれから。
(画像をクリックすると拡大で読めます)
I wrote an article in the Research Journal on the Problems of Sign Language interpretation. I wrote about issues of Deaf LGBTQ community and I would like to tell sign language interpreters. It is a big step and challenge.
石川県金沢市での第4回ろう×セクシュアルマイノリティ全国大会(10月20.21日)についての記事が朝日新聞に掲載されました。来年、第5回大会は福岡県(2019年11月2.3日)です。再会を楽しみにしています。
ーー掲載内容ーーーー
石川)「仲間がいるよ」ろう×LGBTQ北陸初全国大会
ろう者のLGBTQなど性的少数者が交流する「第4回ろう×セクシュアルマイノリティ全国大会in石川」が20日、金沢市内で始まった。東京、仙台、大阪に続き、北陸では初めての開催。全国から36人が参加し、手話を使って情報や考えを交換した。
冒頭、県内で当事者の交流会などに取り組む「レインボー金沢」の杉田真衣共同代表が活動を紹介した。「金沢は街で知り合いに会いやすく、見られるのが怖くて会場に入れない」など活動がしづらい現状を報告。障害のある人や外国人が交流会に参加しにくい点も課題として挙げた。
後半のグループワークではLGBTQ(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、クエスチョニングまたはクィアの頭文字から)をめぐる課題や希望を共有した。「手話通訳者の表現に差別を感じた」という経験談のほか、同性婚合法化や当事者向けの老人ホームの必要性を訴える意見、「幼児向け絵本に知識を取り入れては」といった提案もあった。
大阪の支援団体「Deaf LGBTQ Center」の山本芙由美代表は「ろうの世界は狭く、聞こえるLGBTQとはまた違う」。正しい知識を持つ手話通訳者はまだ少なく、勝手に周囲に明かす「アウティング」の恐れからコミュニティーに入れず、孤立する人が多いという。同団体のウェブサイト(https://deaf-lgbt-center.jimdo.com/)では、多様な性を表す手話表現を動画で紹介している。
耳の不自由な性的少数者の交流や支援に取り組む主な団体は大阪、東京、東北、兵庫、福岡にあるが、北陸にはない。主催者で白山市在住の宮河春樹さん(38)は「まずは北陸でも『仲間がいるよ』とアピールを広げ、個人レベルで徐々につながっていければ」と期待を込めた。(田中ゑれ奈)
先日、10月12日(金) 私自身の2年間の米国留学生活の助成元である日本財団笹川会長を訪問し、帰国の報告、お礼のご挨拶に伺いました。
笹川会長からは、「LGBTQの問題は、世界的に問題になっていること。日本財団でもイベントでセッションするなど取り組みを行っている。これからの活動に期待している」とLGBTQ活動に関心高く、激励のことばをいただきました。
今後も何らかの形で日本財団とタッグを組みながら、ろうLGBTQ活動を進めていきたいと思っています。
どうもありがとうございました。
詳細についてはこちら↓
http://blog.canpan.info/deaf-ryugaku/archive/1192
しんぶん赤旗でのエッセイ連載が本日(10/5)よりスタートしました。
「ろうとLGBTQの交差で」。
ひとりのろう者として、ひとりのクィアとして、
その複合性や交差性に焦点をあてた文章で綴っていきます。(毎週金曜掲載)
お読みいただけるとうれしいです。
今年5月に発行された「ろう×LGBTQサポートブック」掲載の手話単語を動画で表現し、JSL Time様のご協力を得て、YouTubeで誰でも見られるように制作中です。
サポートブックと連携して、この意味は何?この手話表現は何?と思った時にすぐ確認できるようになれば、もっと手話が広がると思います。
2018年9月中旬公開予定です。
お楽しみに!!
9月2日(日)兵庫県加東市でお話します。
主催はNPO法人はぁとネット、共催 加東市社会福祉協議会、後援 加東市です。
NPO法人はぁとネットの活動内容についてはこちら↓
私たち『NPO 法人はぁとネット』は、加東市で 2007 年から活動しています。年に一回の 「勉強会」と「音楽会」には、たくさんの様々な世代の方に参加して頂いています。その他、 絵本の読み聞かせと親子でゆっくりティータイムを楽しんでもらう「ほっとタイム」も毎月開 いています。ささやかな活動ですが、これからも楽しみながら続けていきたいと思っています。
8月4日(土)午後に北九州市でお話します。
2017年にこの市は市人権問題啓発推進協議会と共に、性的少数者(LGBTQなど)への理解を助ける市民向け冊子「モモマルくんと考えよう~『らしさ』ってなんだろう?」を発行。
性的少数者が日々感じる悩みや苦しみを伝える内容で、子どもたちだけでなく、ろう者にも親しみやすい漫画で読まれています。ろうLGBTQサポートブックも一緒に読んでいただけるとありがたいです。
皆 様へ
ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は格別のお引き立てをいただき、厚くお礼申し上げます。
「ろうLGBTQサポートブック」が
この度、ようやく完成し、無事発行にいたりました。
制作あたり、多大なるご支援を賜り誠にありがとうございます。
深く御礼申し上げます。
ご支援いただいた方には先日、すべて発送いたしましたので、
何卒ご高覧賜りますようお願い申し上げます。
また、ブック発送希望の方は「問い合わせフォーム」にて
郵便番号/住所/お名前/部数 についてご連絡いただければ
すぐ発送いたします。
※クロネコヤマト便での「着払い」発送となります。
ご了承くださいませ。ブック自体は無料配布となっております。
2018年4月16日
Deaf LGBTQ Center 代表 山本芙由美
今年もあと二週間ほどとなりました。
新年早々ですが、淡路聴力障害者協会で「ろうLGBT」についてお話しさせていただくことになりました。
誰でも申し込めるとのことです。お会いできるのを楽しみにしています!(12月14日アップ)
感謝の気持ちをこめて、動画を作りましたのでぜひご覧ください!
Readyforでのチャレンジは終了しますが、こちらの新着情報では、サポートブック完成までの進捗状況などを発信できればと思っています。
私たちとしては、ここからが本当のスタートです。
ぜひ一人でも多くの人に素晴らしいサポートブックをお届けできるよう頑張りますので、今後ともよろしくお願いいたします!
山本 芙由美
先日12月2、3日に大阪において行われました第3回ろうセクシュアルマイノリティ全国大会には、全国から総勢約130名を超える皆様をお迎えし、盛大に行うことができました。これも、ご参会をいただいた皆様のお陰です。本当にありがとうございました。
基調講演では、Deaf LGBTQ Center代表 山本芙由美氏による「ろう」と「セクシュアルマイノリティ」への包括的なアイデンティティ支援の必要性についてお話でした。また、各分科会では、ろうセクシュアルマイノリティとして多角的な視点から有用な知見が交流されました。また、今井ミカ監督映画「虹色の朝が来るまで」上映では、全国各地での上映会についての期待を多くお示しいただきました。
来年、第4回ろうセクシュアルマイノリティ全国大会では、石川県で、秋頃の開催を予定しています。多くの皆様からご参会いただけますことを心よりお待ち申し上げます。
今後とも、よりよい大会運営を目指して、現地スタッフと協力して大会運営を行って参ります。どうか、ご支援の程、よろしくお願いいたします。大変、ありがとうございました。
この場を借りて、実行委員会一同、心よりお礼を申し上げます。
耳の聞こえない性的マイノリティの人が困ることとは?
ー理解ある手話通訳者が不足している現状ー
(詳細は以下のURL▶︎▶︎▶︎)
http://bigissue-online.jp/archives/1068838447.html
2017年10月31日、目標金額である50万円を無事、達成することができました。本当にありがとうございます!!
これまでご支援だけではなく、たくさんの温かい応援のお言葉や、SNSでのシェアも大変多くの方々からいただきました。その全てに私自身が改めて、強く励まされてきました。心より感謝いたします。
12月8日まで残り37日間、新しいサポートブックをより高いクオリティのものにするため、そして、ろう者、LGBTQ当事者を取り巻く全ての人が過ごしやすい社会を作るために、
新たにプラス30万円(合計80万円)でネクストゴールとして挑戦することを決意しました。
内訳としては以下を考えています。
①ページ数を増やして、より詳細な内容を掲載。また増刷予定を7000部から1万部に。
・・・手話通訳者インタビューの他に、「50の手話通訳者の声、集めました」と称して、セクシャリティ関連の講演会や企画で通訳を経験した人にアンケート調査します。その結果から必要な支援、手立てを考えて行くきっかけにしたい、ナマの声をより多くの人に届けたいと思っています。
②「セクシャリティ手話辞典」のホームページを制作。
・・・新しいサポートブックに掲載の手話の一部を動画で解説し、掲載します。また、その手話の意味を、スマホからも簡単に調べられて動画も見られるようにします。
サポートブックと連携して、この意味は何?この手話表現は何?と思った時にすぐ調べられるようなものを作れば、もっと手話が広がると思います。
▼イメージはこちらです。▼
http://shikaku.in/sign/
③研修プログラムの開発
・・・手話通訳者向けの、効果的なセクシュアルマイノリティ(LGBTQ/性的少数者)研修プログラムを企画、開発し届けたいと思います。
皆様のお力で進むことができます。もし賛同いただけましたら、よろしければ再度シェアや拡散、そしてご支援のほど、よろしくお願いいたします。
https://readyfor.jp/projects/deaf-lgbtq/announcements/65826
Deaf LGBTQ Center 山本芙由美
日頃より、私たちろうLGBTQの活動にご支援いただき、誠にありがとうございます。
本日10月19日(木)より、クラウドファンディングがスタートしました!
この度、私たちが挑戦するクラウドファンディングにお力添えをいただきたく、その内容をお知らせします。
来年3月に、私たちDeaf LGBTQ Centerは新しいろうLGBTQサポートブック発行をしたいと考えています。
「ろうLGBTサポートブック」発行から3年経ち、3年間で1万6千冊を配布し、今でも増版の依頼が絶えません。
さらに内容をパワーアップしたものを配布したい!という強い想いから、今回クラウドファンディング挑戦に踏み切りました。
ろう当事者、LGBTQ当事者どちらにも正しい知識を広めるために2015年にサポートブックを作ったところ、
大変大きな反響があり、手話通訳者、教育関係者や行政などからも「ほしい!」という声が殺到しました。
結果、6千部はあっという間になくなり、募金を集めて増刷した1万部も好評で飛ぶように配布が進んでいきました。
いまでもオファーが止むことはありません。
私は2015年から2017年の2年間、アメリカのLGBTQの運動などを学ぶために留学しました。
そこで、学んだことは「L・G・B・T」というようにセクシュアリティ(性のあり方)をカテゴライズするのではなく、
もっと広い視野で、LGBTQ以外の人も含めた「多様な性」について知る機会を増やさなければならないということです。
そして、現在のサポートブックはLGBTQ当事者に向けた手話表現の説明などにとどまっており、
手話通訳者を含むサポートする側にも向けたメッセージや啓発を含めたサポートブックを作ることが急務だと感じています。
このクラウドファンディングは10月19日から12月8日23:00までを期間として必要金額50万円を集めることが目標です。
期間中に目標金額に到達しなかった場合には、ご寄付はすべてキャンセル(返金)される仕組みです。
現在、公開中のクラウドファンディングページ(https://readyfor.jp/projects/deaf-lgbtq)より、
どうかご支援のほどよろしくお願いいたします!
ご支援してくださった方にはお礼のリターンとして、新サポートブックの送付、多様な性の手話イラストクリアファイルを
お送りします。Deaf LGBTQ Centerはたくさんの方々の応援を得て、なんとしてもこのプロジェクトを実現させたいと考えています。
何卒よろしくお願いいたします。
Deaf LGBTQ Center 代表 山本芙由美
世の中のドラマを伝えるニュースサイト「IRORIO(イロリオ)で
Deaf LGBTQ Center のことが紹介されました!
(詳細はこちらのURLをクリック▶︎▶︎▶︎)
https://irorio.jp/kamiiiijo/20170902/414411/