「多様な人がいてあたりまえ」
という空間を大切にしたい
当会はろう者かつLGBTQ(以下、ろうLGBTQ)を支援する団体です。
LGBTQは13人にひとりの割合でいる
といわれていますが、日本ではまだまだ認知されていません。
もちろん、ろう者の中にも性的少数者はいます。
「ホモ」「レズ」「おかま」など侮蔑的な手話表現をされて嫌な気持ちになった…
性別違和のカウンセリングや裁判所での手続きを
するのにセクシャリティについての専門的知識をもった手話通訳者が少なくて頼みにくい…
「ろう」と「LGBTQ」に対する偏見のため、ストレスや不安を感じながら暮らしている人も多くいます。
そこで私たちは啓発や発信、ワークショップの開発実践、講演・研修会の開催、
派遣講師の育成を行うことで誰もが暮らしやすい社会を目指します。
1) 事業実施に至る経緯
2019年度にフィリピンのろうLGBTQの人々を日本(福岡)に招き、日比のろうLGBTQの交流を行なった。それを契機として東南アジアのろうLGBTQの人々との交流の輪が広がり、2021年度の東南アジアろうLGBTQ会議へと至った。
(2) 事業の目的
ろうLGBTQの場合、それぞれの国の状況にもよるが、孤立し、情報も限られている点はほぼ共通している。日本で東南アジア各国のろうLBGTQ当事者をオンラインを通して相互の交流を通してそれぞれの活動の活性化を図り、近い将来「アジアろうLBGTQ会議」へと結びつけていく。
(3) 期待される成果とその普及方法
大会終了後、その報告を兼ねた動画集を作る。日本でろうLGBTQの人々がある程度の組織化を実現し、毎年全国大会を開催していることを体験した人々が自分たちの国でも同じような形を作っていく意欲を掻き立てられることは十分に期待できる。
また、日本のろうLGBTQの側も、各国の厳しい状況(宗教的にLGBTQ自体が認められていない国も多い)を知り、相互の交流と支援のためにも日本の活動をより確立していく意欲を掻き立てられることも十分に期待できる。
<オンライン配信スケジュール> ☆すベて日本語字幕付きです
9月5日 (日)13:00〜14:00 ラオス・フィリピン
申込フォーム:https://forms.gle/xa9kWEv8umokNwAL8
助成元:独立行政法人 国際交流基金アジアセンター アジア・文化創造協働助成
主催:Deaf LGBTQ Center
【視聴までの流れと注意点】